玉野市渋川にある渋川青年の家で海事研修がきょう(19日)からスタートしました。
例年、研修には5年生が参加しますが今年は、新型コロナウイルスの影響で去年参加できなかった6年生も研修を行います。
今年の海事研修には、県内から324校、約2万人の児童が参加する予定です。
開始初日のきょう(19日)は、倉敷市の万寿東小学校の6年生98人が、カッター漕ぎなどを行いました。
今年は新型コロナ対策のため他校と合同で行う入所式やレクリエーションは行わず、日帰りで研修を受けます。
また、児童の元気な掛け声が海に響き渡るカッター漕ぎも声は出さず周りを見ながらタイミングを合わせ船を進めていきます。
そんな中でも、児童は力を合わせ40分ほどで、約3キロを漕ぎ切りました。
毎年、渋川青年の家での研修には県内から330校ほどが参加しますが、去年は新型コロナの影響で187校が研修への参加を取りやめました。
このうち、102校、約3300人の6年生が今年の研修に参加する予定となっています。
きょうから夏休みに入るまでの間、参加予定の187校は日帰りに日程を変更するなど感染対策を施しながら研修をしていきます。
8月末から11月上旬までの参加予定校は感染状況を踏まえながら宿泊するかどうかを決めていくということです。