倉敷市内で活動する写真愛好家グループ『写友くらしき小町』の写真展が倉敷市立美術館できょう(20日)から始まりました。
『写友くらしき小町』は倉敷市の写真館・ナカイ写真工房で開かれている写真教室のメンバーによって結成されました。
2010年から会員の日頃の成果を発表する場にしようと写真展を開いています。
毎回、自信作を1人3点ずつ持ち寄っていて今年は会員17人の51点をはじめ、これまでに岡山県展に出品した作品など100点以上が展示されています。
瀬戸大橋や水島コンビナートなど地元・倉敷の風景や動物のいきいきとした瞬間をとらえた写真に訪れた人は足を止めて見入っていました。
また、この写真展では毎回、会員全員が1つのテーマに沿って撮影した写真を集めるコーナーを設けています。
今回のテーマは「スマイル」。
コロナ禍でマスクの着用が当たり前になり「笑顔」を見る機会が少なくなった中、写真展に足を運んだ人が笑ってくれるようにと願いが込められています。
このほか、感染症対策として、例年は会員が対面で作品の解説を行っていますが、今回はスマートフォンなどの端末で読み込むことで、事前に収録した解説動画を見ることができるQRコードを表示したパンフレットを配布しています。
【インタビュー】
■写友くらしき小町 小川京子 さん
第12回写友くらしき小町写真展は今月25日(日)まで倉敷市立美術館で開かれています。