新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない現状から岡山県の伊原木隆太知事はきょう(7日)緊急記者会見を開き、感染の悪化状況が最も切迫したステージ4が目前に迫っていると表明。
「まん延防止等重点措置」の要請へ向けて国と協議を始めたことを明らかにしました。
岡山県の直近1週間4月29日から5月5日までの感染状況によると、新規感染者は631人で先週より1・5倍になりました。
ステージ判断を示す指標のうち10万人あたりの感染者数が45・677人、新規陽性者数が33・8人、加えて病床使用率は70・1%で16・5ポイント上昇。
6つの指標のうちこの3つの指標が爆発的な感染拡大状況を示すステージ4に該当するまでに悪化しています。
岡山県では現在、夜間外出自粛や岡山市中心部の飲食店の営業時間短縮要請を行っています。
それでも感染拡大に歯止めはかかっておらず、伊原木知事は、きのう6日から「まん延防止等重点措置」の要請へ向けて国と具体的な協議を始めたことを明らかにしました。
「まん延防止等重点措置」の適用を申請する地域や期間については「今後の感染状況を見ながら国と相談、検討していきたい」としています。