新型コロナウイルスの感染状況です。
きょう(9日)倉敷市では48人の陽性判明が発表され、入院中の感染患者1人の死亡も確認されています。
また、総社市では4人感染が発表されています。
これまでの感染患者の濃厚接触者や接触者として検査を受けていた22人の陽性が確認されました。
きょう発表があった感染患者48人のうち22人は、感染経路がわかっていません。
これまでに確認されたクラスター関連の陽性判明者についてです。
市内20例目のクラスターが確認された高齢者福祉施設の関係者からは新たに3人の利用者が陽性となりこの施設での感染者は合わせて21人となっています。
市内24例目のクラスターが発生した高齢者福祉施設の関係者からは新たに職員1人が陽性となり、これでクラスターは合計13人となりました。
また、倉敷市は市の職員2人の陽性が判明したことも合わせて発表しました。
感染が確認されたのは倉敷市役所本庁舎に勤務する職員でいずれも50代の男性です。
倉敷市保健所の調査によると来庁者に濃厚接触者はいなかったということです。
職員2人が勤務していた場所はすでに消毒済みで、倉敷市役所本庁舎はあす以降通常通り業務を行うということです。
きょう発表された感染患者の年代別は、90代以上2人、80代3人、70代3人、60代7人、50代8人、40代6人、30代5人、20代11人、非公表3人となっています。
症状別では、2人が中等症、39人が軽症、7人が無症状です。
濃厚接触者については調査中だということです。
また、新型コロナに感染し、入院していた1人が亡くなったと発表されました。
倉敷市の感染者数は、5月9日の時点で1351人、入院125人、宿泊療養施設に入所132人、自宅療養128人、調整中9人、退院・退所941人、死亡が16人となっています。
総社市では新たに4人の陽性が判明しました。
4人はいずれも軽症で、感染経路は分かっていません。
90代以上の男性1人は入院、20代の男性1人と女性2人は自宅療養しています。
総社市の感染者は、合わせて138人になりました。
このほか岡山市で87人、瀬戸内市と備前市、赤磐市でそれぞれ2人、笠岡市と吉備中央町、勝央町、美咲町、和気町、それに西粟倉村でそれぞれ1人の感染が確認されています。
県内ではきょう新たに151人の感染確認が発表されました。
1日の感染者数としてはこれまでで2番目に多く、100人を超えるのは4日連続となりました。
また、県内で合わせて2人が新型コロナで亡くなったと発表されています。
これで県内の感染者数はのべ4987人、死者は59人になっています。