新型コロナウイルスの感染状況です。
きょう(10日)倉敷市では40人の陽性判明と新たなクラスターの発生、総社市では5人、早島町で1人の感染が発表されています。
岡山県の感染者は、きょうで5000人を超え、累計で5124人になりました。
倉敷市で26例目となる新たなクラスター発生が確認されたのは接待を伴う飲食店です。
きょう陽性が判明したのは20代から50代の男女4人の店の従業員や利用客です。
7日に感染経路が不明で陽性が発表された20代アルバイト女性に続き、これまで店に関係した合わせて5人の感染が確認されクラスター発生と判断されました。
きょうはこれまでの感染患者の濃厚接触者や接触者として検査を受けていた26人の陽性が確認されました。
きょう発表があった感染患者40人のうち10人は、感染経路がわかっていません。
きょう発表された感染患者の年代別は、90代以上1人、80代1人、70代1人、60代1人、50代8人、40代5人、30代9人、20代7人、10代4人、非公表3人となっています。
症状別では、1人が中等症、27人が軽症、12人が無症状です。
濃厚接触者については調査中だということです。
また、新型コロナに感染し、入院していた2人が亡くなったと発表されました。
年代などは非公表です。
倉敷市の感染者数は、5月10日の時点で1391人、入院130人、宿泊療養施設に入所121人、自宅療養145人、調整中3人、退院・退所974人、死亡が18人となっています。
総社市では新たに5人の陽性が判明しました。
30代の会社員男性と30代の自営業男性、それに20代学生女性の3人は、感染患者の濃厚接触者や接触者として検査を受けて判明しました。
30代男性2人は軽症で20代女性は無症状です。
3人とも自宅療養です。
感染経路が分かっていない40代の会社員男性と10代の学生男性は熱などの症状があったため自ら受診して感染が分かりました。
現在は40代男性は無症状で宿泊療養施設に入所し、10代男性は軽症で自宅療養です。
総社市の感染者は、合わせて143人になりました。
早島町では40代会社員女性が、感染患者の濃厚接触者として検査を受け、陽性が判明しました。
無症状で自宅療養です。
早島町の感染者数は合計31人になりました。
このほか岡山市で83人、真庭市と備前市でそれぞれ2人、美作市と高梁市、赤磐市、それに美咲町でそれぞれ1人の感染が確認されています。
県内ではきょう新たに137人の感染確認が発表されました。
1日の感染者数としてはこれまでで3番目に多く、100人を超えるのは5日連続となりました。
これで県内の感染者数は5000人を超えて延べ5124人、死者は61人になっています。
5月1日に4000人を突破してからわずか9日間で千人強増え、拡大ペースが加速しています。