子どもに悪影響を与えるポルノ雑誌などを回収する通称「白ポスト」のリニューアルが玉野市のJR八浜駅で行われました。
「白ポスト」は子どもの目に触れさせたくない「有害図書類」を入れてもらう回収箱で、昭和38年に兵庫県尼崎市でドラム缶を白く塗り設置され、その後全国に広がったものです。
玉野市内には29カ所設置されていて、去年は本やDVDなどおよそ3600点が回収されています。
このうち、雨風にさらされ錆などが目立っていたJR八浜駅の白ポストのリニューアル作業が行われました。
玉野警察署の署員や管内の警察協助員などおよそ10人が参加し、古くなったポストを予めペンキで塗り直すなどし修繕した新しいポストに交換しました。
また、古いポスト内の確認作業も行われ、この日はDVDなどおよそ180枚が回収されました。
玉野市内の白ポストは毎月20日前後に回収作業が行われ、改修された本などは玉野警察署でまとめ、市の清掃センターで処分されます。