新型コロナ感染拡大の波が学校行事にも及んでいます。
玉野市の荘内中学校では、延期となった体育大会の代わりに生徒が中心となって学内でのイベントが企画されました。
荘内中学校の生徒およそ50人が手分けして給食室のシャッターや倉庫の扉をペンキで塗っていきます。
この活動は、延期となった今週土曜日の体育大会の代わりに生徒同士で思い出作りがしたいと生徒会が中心となって企画したボランティアイベントです。
その企画名は「ペンキで映え映え明るい玄関」です。
荘内中学校の校舎は、玉野市内の7つの中学校で一番古く、築59年になります。
校舎の老朽化により、塗装の剥がれや錆が目立つ玄関口の扉などを生徒たちはペンキまみれになりながら塗装していきました。
ここで、生徒たちの頑張りを見ていただきましょう。
築59年の貫禄かところどころに錆が浮き、塗装の剥がれていた給食室のシャッター。
それが、なんということでしょう。
生徒たちの手にかかれば、この通り。
水色とピンク色に生まれ変わってこんなに明るい雰囲気になりました。
特に、生徒たちがこだわったのは、この非常ボタンです。
塗装の塗り残しがないようにスピーカー一つ一つの穴まで爪楊枝を使って塗りました。
このほか倉庫の扉などもパステルカラーに大変身です。
荘内中学校によると次は下駄箱をペンキで塗る企画を計画中とのことです。