ガラス作品などを手掛けている美術作家・矢野太昭さんの個展が倉敷市内のギャラリーで開かれています。
会場には、玉野市在住の美術作家・矢野太昭さんが制作したグラスやガラスをはめ込んだ絵画、彫刻などおよそ60点が並んでいます。
矢野さんが作品作りでこだわっているのが色です。
作品作りではまず複数のガラスや金属を混ぜながら色を作りだしそこから作品のイメージを膨らませかたちにしていきます。
矢野さんの制作活動のルーツは、紀元前からある「古代ガラス」です。
「古代ガラス」特有のカラフルなモザイク模様の技術と吹きガラスの技術などを融合させ「Yglass」という矢野さん独自の技法を作り出し常に新しいものを追い求めています。
こちらは矢野さんが今回の個展に向けて制作した作品で、これまでの制作活動から得た技術を組み合わせて作った矢野さんにとって印象的な作品の1つとなっています。
矢野太昭さんの個展は、今月13日(日)まで工房イクコで開かれています。