KCTコミちゃん（倉敷ケーブルテレビ）

夏のお中元商戦が本格化です。
天満屋倉敷店では、きょう（９日）からお中元の特設コーナーがオープンしました。
新型コロナウイルスの影響が長引いているためか、商品の売れ行きも少し変化が現れているようです。


お中元の特設コーナーは天満屋倉敷店１階のイベントスペースに設けられました。
例年５階の催し場で開催していましたが、現在改装工事中で使えないことと、最近インターネットやカタログでの注文が増えていることもあり、場所を変えたそうです。
例年に比べるとコンパクトな特設コーナーになりましたが、扱う商品の数は１５００点と去年から大きく変わっていません。
商品の売れ筋は、定番のビール、そうめん、そしてサラダ油などの調味料が今年も上位を占めていますが、コロナ禍でちょっとした変化もあるそうです。
天満屋が独自に開発した中国・四国地方のグルメギフトは、去年１０～２０％売り上げが伸びた商品もあり、今シーズンは商品の数を少し増やしました。
コロナ禍のため県外へ食べに行けない、泊まりに行けないという反動も要因の一つだそうです。
例えば東京の高級ホテルが開発したふかひれの姿煮や、大阪土産の定番５５１蓬莱の豚まん、奈良名物・柿の葉寿司など、全国各地のグルメも注目を集めています。
このように、外に出られないからこその欲求は、買う側にもある変化をもたらしているそうです。
こちらは、個人向けギフトのパンフレットです。
お中元並みに質の高い商品ですが、パッケージが簡単なものや、数が多い、割れているなどの、いわゆる訳あり商品を、手ごろな価格で買い求めることができます。
天満屋によると、お中元の注文に合わせて頼む人が増えているそうです。
一方で、コロナの影響もあり、お中元の売り上げは前の年から下がると見込んでいますが、特設コーナーオープン直後の客足は、例年に比べ多かったそうです。
天満屋倉敷店のお中元コーナーは、７月１９日まで開設されています。
今年は６月２６日（土）と２７日（日）に混雑すると見込まれています。