早島町在住のガラス作家石川 昌浩さんの新たな挑戦となる作品が倉敷市のギャラリー工房イクコに展示されています。
星空に輝く満月。
制作過程で入ってしまった弾けた泡を削りなおしてそのまま生かしています。
ガラス作家・石川 昌浩さんはこれまで、「はちみつ色」と呼ばれる透明な作品を作ってきました。
会場では定番のコップをはじめ、皿や鉢といったおよそ600点を展示販売しています。
今回、石川さんは、溶けきれない不純物や弾けた泡など、今まで販売することのなかった器に手を加えた作品を並べ、新たな一歩を踏み出しました。
沖縄の琉球張り子作家が絵付けを施した作品は角度によって見え方が変わって立体的に…。
こちらの白い絵付けの作品は石川さんが描いた文字で、英語で「ステイセーフ」=「安全に」と書かれています。
東京都出身の石川さんは倉敷芸術科学大学の1期生としてガラス工芸コースに入学。
そこで倉敷ガラスの第一人者小谷眞三さんに教わり、卒業後は全国で個展を開いてきました。
石川 昌浩さんの作品展は今月27日(日)まで倉敷市のギャラリー工房イクコで開かれています。