玉野市は、50歳代の市民およそ6000人を対象に、新型コロナウイルスワクチンの接種券を発送しました。
接種のタイミングを年代別に区切ることで、医療機関に予約や問い合わせが殺到するといった混乱を防ぐのが狙いです。
今回発送したのは、1962年4月2日から1972年4月1日までの間に生まれ、5月11日時点で玉野市に住民票のある50歳から59歳までの6108人分です。
接種券が届き次第、インターネットか電話で予約が可能です。
玉野市ではこれまでに、60歳以上の高齢者と障がい者手帳を持っている人、それに59歳以下で基礎疾患があり申し出のあった市民あわせておよそ2万7000人に接種券を発送しています。
接種は先月17日から市内26の医療機関で行っています。
今月21日現在、接種対象の5万3000人に対して1万3127人が1回目を終え、5172人が2回目の接種を済ませています。
市では接種希望者について、高齢者は7月末までに、12歳から64歳までの市民を含めると、10月末までに接種を完了したい考えです。
玉野市では、49歳以下のワクチン接種について、50歳代の予約状況などを見ながら接種券を送るタイミングをはかりたいということです。
また、49歳以下で職域接種に参加するために接種券が必要な場合は、市のコールセンターに問い合わせればよいそうです。