総社警察署は、特殊詐欺被害を未然に防いだとして総社市内の金融機関とコンビニエンスストアに感謝状を贈りました。
感謝状が贈られたのは中国銀行総社支店の吉田秀樹支店長と小山京子さん、ファミリーマート総社岡谷店の原田剛さんです。
中国銀行の小山さんは、先月17日携帯電話で通話しながらATMを操作していた60代女性を不審に思い、声を掛けました。
女性は、還付金詐欺に遭いかけていて小山さんの声掛けによって詐欺の被害から逃れることができました。
中国銀行総社支店では、今年3月にも特殊詐欺を未然に防いでいて普段からの詐欺防止の取り組みを評価し、支店長の吉田さんにも感謝状が贈られました。
また、ファミリーマートの原田さんは先月17日、高額の電子マネーを購入しようとしていた70歳の女性に何度か用途を確認。
女性が曖昧な返答をしたため詐欺に遭っていると判断し電子マネー購入を踏みとどまらせるとともに警察に通報しました。
総社警察署管内では、今年だけで4件の特殊詐欺が発生し、およそ600万円の被害が出ています。
県内でも還付金詐欺が横行していて総社警察署では今後も金融機関などへ呼びかけ被害防止を行っていきます。