毎年恒例の植物の標本を作る講座が倉敷市立自然史博物館で開かれました。
この講座は、子どもたちに植物と触れ合う楽しさを知ってもらおうと毎年この時期に開かれています。
講座では参加者が事前に採ってきた植物を自然史博物館の学芸員に教わりながら標本にしていきます。
標本づくりのポイントは植物の水分を抜きとることです。
この工程をしっかりと行うことで標本にした時の植物のきれいな状態が数十年単位で続きます。
今回の講座では、植物を新聞紙に挟んで乾燥させる方法が紹介されました。
参加者は持ってきた植物を葉の向きや花の向きなどに気を付けながら丁寧に新聞紙に挟み、水分を抜いていました。
自然史博物館では、来月7日から15日まで持ち込んだ標本の名前を学芸員が教えてくれる「自然の標本なんでも相談会」が開かれます。