甚大な被害を受けた小田川河川敷に備中地区の青年僧が集まり、きょう(7日)供養祭を開きました。
供養祭は、真備町箭田の福松橋近くのマレットゴルフ場で開かれ、倉敷市や総社市など備中地区の青年僧や箭田地区まちづくり推進協議会のメンバーなどおよそ50人が参加しました。
真言宗や浄土宗、天台宗など6つの宗派の青年僧が集まり、宗派ごとに祈りを捧げました。
この供養祭は、高野山真言宗備中青年教師会が主催したもので、備中地区の青年僧が宗派を横断して供養祭を開くのは初めてです。
供養の終わりには、高野山で加持祈祷した「お土砂」と呼ばれる清めた砂を撒き、犠牲者の魂の安寧を願いました。
高野山真言宗備中青年教師会は、今後も宗派を超えて災害の記憶の風化を防ぐための啓蒙活動を行う方針です。