停滞する梅雨前線の影響できょう9日の岡山県内は日中に強い雨が降り、エリア内では一時大雨・洪水に関する警報が出ました。
きょう午前10時の倉敷市内の様子です。
倉敷市では、午前10時40分までの1時間で26・5mmの強い雨が降りました。
また、午前9時の降り始めから午後3時までの積算雨量は、34mmを観測しました。
早島町では、岡山市との境付近にある斜面で土砂崩れが発生しました。
いまのところ住民や建物への被害はないということです。
また、総社市の県道700号岡山総社自転車線が、冠水などにより一時通行止めとなりました。
高梁川や小田川などの大きな河川は、目立った水位の変化はありませんでした。
一方、倉敷市を流れる吉岡川や砂川で午前10時ごろに最大1・5mほど水位が上がりましたが、現在は落ち着いています。
ただ、用水路の水かさが上がっているところが多くなっており、引き続き注意が必要です。
岡山地方気象台によると、現在の雨雲が遠ざかった後も、再び雨雲が発生するおそれがあり、あす10日正午までに予想される24時間降水量は、県南部の多いところで100mmを予想しています。
最新の情報については気象庁が発表している危険度分布「キキクル」などを活用して、土砂災害・浸水害の危険度を確認してください。