新型コロナウイルスの感染状況です。
きょう(28日)、倉敷市で新たに10人、総社市で2人、玉野市1人の陽性判明が発表されました。
倉敷市の1日の感染者が10人を超えるのは、21日以来で、7月に入って2日目です。
倉敷市できょう判明した10人のうち7人は感染経路が分かっていません。
このほかの人は市内の患者の濃厚接触者や接触者として検査を受けて、陽性が判明しました。
きょう発表された感染患者の年代別は、20代2人、30代3人、40代2人、50代1人、非公表2人となっています。
症状別では、軽症が9人、無症状が1人です。
倉敷市の7月28日時点の感染者数は、累計2094人になりました。
入院中が15人、入所中が28人、入院・入所調整中が1人、自宅療養中が8人、退院・退所が1998人、死亡が44人となっています。
総社市で感染が分かったのは20代の会社員女性と50代の会社員男性です。
2人とも頭痛や熱などの症状があったため、自ら受診、検査を受けて判明しました。
感染経路は不明です。
2人とも軽症で、宿泊療養施設に入所しています。
総社市の感染者は249人になります。
玉野市で陽性が判明したのは30代の会社員男性です。
岡山市で25日に感染が公表された患者の会社の同僚で、接触者として検査を受けて、判明しました。
無症状で、宿泊療養施設に入所しています。
玉野市の感染は157人です。
きょう県内では岡山市の39人をはじめ、美作市2人、津山市と新見市、備前市、勝央町でそれぞれ1人と、合わせて58人が新たに感染したと発表されました。
1日の感染者数50人を超えるのは5月28日の59人以来およそ2カ月ぶりです。
これで県内の感染者数は、のべ7984人となっています。
また、岡山県は、これまで公表した感染患者3人からインドで確認されたデルタ株の可能性がある変異株が検出されたと発表しました。
3人の患者は、いずれも海外渡航歴はなかったということです。
県内でのデルタ株による感染は62人になります。