秋雨前線の影響で岡山県内は引き続き断続的に強い雨が降っています。県北部で雨の量が増えたこともあり、河川の増水にも警戒が必要です。
倉敷市では、きょう昼ごろ一時的に強い雨が降りました。降り始めから午後3時半までの雨の量は、85mm となっています。 岡山地方気象台では午前10時45分、倉敷市に大雨警報を、また午後4時10分には洪水警報を発表しました。あすの明け方まで土砂災害や河川の増水に警戒するよう呼び掛けています。
また、岡山県北部で断続的に強い雨が降っている影響で、川の水位が上がっています。高梁川では、倉敷市酒津で、午後4時現在 6m74cmまで水位が上がっています。総社市日羽は、午後4時現在7m05cmとなり、いずれも降り始めから比べると3m50cm から4mほど水かさが上がっています。また小田川では、倉敷市真備町で 午後4時現在 2m 84cmとなり、降り始めから2・5mほど上昇しています。岡山河川事務所によると、上流域の水位が高く、雨が降り続いていることから下流域の水位も引き続き上がる可能性があり、注意が必要です。
今後の天気です。岡山地方気象台によると、倉敷市周辺は現在小康状態ですが、秋雨前線が引き続き停滞し、14日の未明から昼前にかけて再び雨脚が強くなると見込んでいます。引き続き土砂災害のほか、河川の増水・浸水にも警戒するよう呼び掛けています。13日午後6時から14日午後6時までに予想される24時間降水量は、岡山県南部の多いところで 100ミリとなっています。
(13日午後5時時点の情報です)