東京オリンピックの事前合宿で総社市を訪れた西アフリカのギニアビサウ共和国から記念品が届き、総社市役所でお披露目されました。
ギニアビサウから総社市へ贈られたのは縦140cm、横190cmの大きなタペストリーと人と人が手を取り合っている木彫りの作品です。
タペストリーは、手作りと思われるものでギニアビサウの国旗の色が刺繍されています。
総社市には先月(7月)、柔道女子52キロ級代表のタシアナ・リマ・セザール選手が訪れ、事前合宿を行いました。
オリンピックの結果は1回戦で敗退となりましたが、総社市の応援が背中を押しました。
ギニアビサウの人口は岡山県とほぼ同じおよそ192万人。
初等教育の修了率はおよそ3割と、いまだ貧困問題が絶えません。
きのう(16日)総社市役所で行われたお披露目式には、片岡聡一市長などが出席し、コロナ禍でも長期的な交流を続けていきたい考えを示しました。
総社市役所では、来月(9月)6日からギニアビサウの教育支援として、絵本や文房具を購入する寄付金を募る予定です。
今回贈られた記念品は当面、総社市役所の玄関ロビーに展示されています。