岡山県は、新型コロナウイルスの感染状況が改善傾向にあることから感染指標を現在の最も深刻な「ステージ4」から2段階引き下げ「ステージ2」に移行したと発表しました。
伊原木隆太知事が緊急記者会見で明らかにしました。
県内の16日から22日までの感染状況を見ると、6つの指標すべてがステージ3を下回りました。
前の週ステージ4だった10万人あたりの療養者数は19・10人と大幅に減って13・49人に、ステージ3だった入院の病床使用率は14・4%と19・2ポイント改善し、新規陽性者数も8・47人と11・42人少なくなっています。
こうした県内の状況を受けて伊原木知事は最も深刻な「ステージ4」から2段階引き下げた「ステージ2」にあるとの判断をしたと発表しました。
9月30日が期限となっている現在の「まん延防止等重点措置」については政府の判断としながらも解除できる感染状況になってきているとしています。
その上で、「リバウンドを起こさないためにも残り1週間は大切な期間となるので引き続き感染対策をお願いします」と呼びかけました。
政府の「まん延防止等重点措置」の解除についての判断は、来週初めに示される見通しです。