岡山県のまん延防止等重点措置や、東京・大阪などに出されていた緊急事態宣言が解除され初めての週末を迎えました。
にぎわい復活に期待がかかる一方、感染の再拡大への不安も残る倉敷市内の観光地を取材しました。
きょう(2日)午前中の中心市街地の駐車場の様子です。
秋の行楽シーズンに入り、例年なら数多くみられる県外ナンバーの車は少なく、地元の利用客が目立ちました。
この時期はにぎわいをみせる倉敷美観地区のメイン通りの人影もまばらです。
倉敷館観光案内所によりますと、きょう(2日)の倉敷美観地区の人出は午後から増加したものの、通常の半数程度だったということです。
まん延防止等重点措置が解除され、きのう(1日)から通常通りの営業を始めたこちらの飲食店は想定していたよりも客足が伸びないと話します。
利用客の少なさについて一方で、今後のにぎわい復活に期待する声も聞かれました。
今後の観光客増加に期待コロナ禍で疲弊する飲食業や観光業にとって観光地の客足回復への期待は高まりますが、人流の増加が第6波につながることへの不安もあります。
感染の再拡大を防ぐため、今後も一人ひとりの慎重な行動が求められます。