倉敷市を拠点に活動する「とらまる人形劇団」は新型コロナで去年は開催中止となった市内幼稚園での巡回公演をきょう(8日)からスタートしました。
とらまる人形劇団は毎年、倉敷市内の幼稚園を巡り園児たちに劇を披露しています。
今年度の巡回公演初日となったきょう(8日)は西阿知幼稚園の園児およそ60人に新作の「びんぼう神がいっぱい」を披露しました。
劇は、昔話「貧乏神と福の神」を人形劇用にアレンジしたもので、回転する舞台などの仕掛けと共に貧乏神と福の神がドタバタを繰り広げます。
園児たちは、コミカルな人形の動きに笑い声をあげたり、声援を送ったりしながら人形劇を楽しんでいました。
新型コロナ対策のため今年度の新作は劇団員が園児たちの前に登場することはなく開演から全てステージの中で上演できる内容になっています。
去年の巡回公演は中止となりましたが感染対策を取りながら2年ぶりに園児たちに劇を届けます。
とらまる人形劇団はきょう(8日)を皮切りに19日まで市内12の幼稚園で劇を披露していきます。