来月3日から始まる「障がい者週間」を前に、倉敷市で熱気球の搭乗体験が開かれました。
この取り組みは、障がいの有る無しに関わらず子どもや保護者の交流の場を作り障がい者への理解を深めようと、毎年この時期に倉敷市が開いているものです。
イベントには、市内に住む高校生までの児童・生徒とその家族30組、およそ100人が参加しました。
まだ風があまり吹いていない午前中、新田中学校に登場したのは、熱気球です。
およそ1300度の炎で気球の中が温められると、上空25メートルほどまでふわりと浮いていきます。
子どもたちは、空高くからの景色に笑顔や少し怖がる表情を見せながら、ひとときの空の旅を楽しんでいました。
イベントに参加した人には、障がい者週間の啓発グッズや、倉敷市内6つの就労継続支援B型事業所の入所者が手作りしたクッキーが贈られました。
「障がい者週間」初日の来月3日には、イオンモール倉敷で手芸品やお菓子などの販売イベントが開かれる予定です。