政府が新型コロナウイルスの経済対策として実施する18歳以下の子どもへの10万円相当の給付について倉敷市と早島町は年内に現金10万円を一括で給付する方針を明らかにしました。
倉敷市の伊東香織市長は記者会見を開き10万円を一括給付する方針を発表しました。
倉敷市では、およそ9万人が対象でこのうち児童手当を支給している世帯に対し、今月(12月)24日に現金10万円を一括で給付します。
子どもが高校生のみの家庭など児童手当の対象でない世帯は自治体へ申請が必要で、申請が必要な対象世帯に対しては来年1月上旬に案内を送付し早くて1月下旬に現金10万円が一括給付されます。
政府はきのう(15日)10万円の給付方法について現金5万円を給付したあと5万円分のクーポンを配布する当初の方法に加えて現金5万円を2回に分けて給付する方法、現金10万円を一括で給付する方法の3つの指針を示し自治体に通知していました。
倉敷市の伊東香織市長は現金10万円の一括支給を選択した理由について次のように話しました。
KCT放送エリア内のその他の自治体の方針です。
■総社市ではあす(17日)現金5万円を振り込みます。
残りの5万円の支給方法については検討中ということです。
■玉野市では今月23日に現金5万円を振り込みます。
残りの5万円の給付方法についてはあす(16日)に方針を発表する予定です。
■早島町では10万円を現金一括で今月24日に振り込みます。
いずれの自治体も児童手当の支給対象となっていない子どもがいる世帯は市や町に申請が必要で対象者へは申請の案内が送付され申請後に給付されます。