地元で活躍する美術作家の集まり倉敷美術協会の作品展が2年ぶりに開幕しました。
倉敷美術展は倉敷市在住や倉敷を拠点に活動する作家からなる倉敷美術協会が毎年開いているものです。
今年で65回目を数える歴史ある美術展ですが去年は新型コロナの影響で中止し、2年ぶりの開催となりました。
会場には日本画や洋画、工芸作品など様々なジャンルの96点が並びました。
去年倉敷市文化章を受章した陶芸作家の岡本篤さんの香炉や倉敷新鋭作家選抜美術展に選ばれた岡本達弥さんの花入れなど地元を代表する幅広い年代層の作家の作品が楽しめます。
こちらは倉敷美術協会会長の玉置里美さんの日本画「古代の記憶」です。
古代魚のアジアアロワナを主役に、絵の具を盛り上げて浮き上がらせる手法で化石のような魚の骨やアンモナイトを描き古代からの生命のつながりを表現しています。
倉敷美術展は、16日(日)まで倉敷市立美術館で開かれています。また、倉敷美術展初めての試みとして
15日(土)に、現代美術作家のヤノベケンジさんによる講演会が開かれます。
◆第65回倉敷美術展記念講演現代美術作家ヤノベケンジ「怒涛の自作語り」1月15日(土)午後1時~倉敷市立美術館講堂