総社市の消防出初式が行われました。
新型コロナの感染防止対策として、例年より規模を縮小しての開催です。
今年は会場を総社市民会館から総社市消防本部に変更し、消防団員と署員の代表者のみ出席する形で行われました。
式では優良消防団員・職員表彰の伝達が行われ、受賞した個人・団体を代表して、日美分団の長尾晋輔部長が、表彰状を受け取りました。
片岡聡一市長は訓示で、西日本豪雨災害を乗り越えた経験を踏まえてもう一度危機管理を徹底すること、そして、総社市ならではの二つの取り組みを団員と職員に求めました。
「最速スピード」「市民に徹底的に寄り添う」
2021年に総社市内で発生した火災は25件で、前の年から2件増えています。
このうち建物火災は9件ありました。
亡くなった人は1人減りましたが、けがをした人は2人増えました。
火災の原因を見ると、たき火や野焼きで火が燃え広がったケースが全体の44%を占めています。
総社市消防本部では、「ちょっとした不注意が原因の火災が多い。
3月まで空気が乾燥しやすいので、火の取り扱いに十分注意して」と呼び掛けています。