児島八十八ヵ所霊場をたくさんの人に知って貰い児島を活気づけようと倉敷市児島を舞台にした自主映画の製作が始まりました。
メガホンをとるのは児島生まれ児島育ちの桑田浩一監督です。普段は児島の稗田地区で
美容院を営む桑田監督。
愛する、地元児島を活性化させようとこれまでにも、児島を舞台にした映画を3作製作しています。
第四弾となる「ちゃりへん♪」は、児島八十八ヵ所霊場の一つであるお寺の和尚の息子が、幼馴染みの女の子がかかっている病気の回復を願い自転車でお遍路、「ちゃりへん」をするという心温まるストーリーになっています。
去年の春に完成し公開された前作、「石だん」も、同じく児島八十八ヵ所霊場が舞台の作品で上映後には大きな反響があったといいます。
製作初日の顔合わせには、過去の作品にも出演経験のある、ベテラン俳優の大滝明利さんや主要キャストの子役たちが集まり、衣装合わせや読み合わせなど3月末のクランクインに向け準備を進めていました。
撮影期間は10日間、使用する小道具は手作りで、クラウドファンディングで募った製作費用、およそ200万円で完成させます。
新作、映画「ちゃりへん♪」は今年10月に児島ジーンズホールで上映会が開かれる予定です。