今年も倉敷の春の恒例行事雛めぐりが始まりました。
市内5つのエリアそれぞれで開幕し児島地区では、会場の1つ・野﨑家別邸迨暇堂で「おひな同窓会」が開かれています。
会場にずらりと並ぶ雛人形。
100畳の大広間には、35組およそ600体の雛人形が展示されています。
これらの雛人形は、児島を中心とした地元住民が野﨑家旧宅に寄贈したものです。
着物を胴体の溝に押し込んで作る木目込み人形や、昭和30年代に流行した豪華絢爛な御殿雛など、江戸末期から平成まで様々な時代のものが集まり、当時の流行や技術を垣間見ることができます。
そのほか、可愛らしい着物を纏った市松人形や、地元住民が手作りした吊り雛も会場を彩っています。
また、中止となったオープニングセレモニーで伊東香織倉敷市長が着る予定だったデニムの着物と真田紐や畳縁を使った「児島帯」も合わせて展示されています。
「おひな同窓会」は来月6日まで、期間中は毎日開かれる予定です。
児島雛めぐりは、児島駅前や下津井地区、ジーンズストリートなど各エリアで開かれています。
場所によって開催日が異なりますので、ご注意ください。
※問い合わせ
児島雛めぐり実行委員会 086-472-2001(野﨑家旧宅)