国の重要無形民俗文化財の「備中神楽」に取り組む総社社中子ども神楽で見学・体験会が開かれました。
総社社中子ども神楽は2019年4月に、総社市の市民提案型事業に採択され発足。勤労青少年ホームで週に一回練習を行っています。
現在、総社市の4歳から中学2年生までの13人が所属しています。
備中神楽の良さを知ってもらおうと今回初めて見学体験会を開きました。
見学体験会には総社市や倉敷市からおよそ25人が参加し、同世代の子どもたちが魅せる迫力の演技に興味津々の様子でした。
演目を鑑賞した後は、実際に使われた小道具などを使って神楽の体験です。
楽器や扇子に触ったり大蛇になってみたりして、伝統芸能の雰囲気を味わっていました。
総社社中こども神楽育成会は今後も伝統を受け継いでいくため、後継者を増やし、備中神楽を広めていくことを目指します。
また、この日は、総社吉備路ロータリークラブから寄贈された新しい幕の前で演じられました。