倉敷市は6月定例市議会に提案する補正予算案を発表しました。
物価高騰対策としてLPガス料金の補助など経済支援を盛り込んでいます。
倉敷市の6月補正予算案の一般会計の総額は13億9500万円です。
主なものはエネルギー価格や食料品の価格高騰への対策として一般家庭のLPガスの利用料金を市が10月と11月の2ヵ月間月額1000円負担し総額で2000円を支援します。
申請不要で差し引かれた利用料金がガス会社から請求されます。
また家庭のエネルギー費用の軽減につながる省エネ家電を促進しようとエアコンや冷蔵庫などを買い替える際5万円を上限に購入費の4分の1を市が補助します。
省エネ基準達成率が100%以上が補助対象となります。
その他、県内のタクシーの初乗り運賃の上限額が6月下旬から700円に引き上げられることから利用者の負担軽減と利用促進に向けプレミアム付きタクシー券を発行します。
500円券が8枚綴りで2500円で販売され1500円分お得になるチケットです。
また学校給食共同調理場にアレルギー対応として導入されているレトルト調理機を活用して規格外となった地元の食材などをレトルトとして保存し食品ロスの削減を目指す費用も計上されています。
補正予算案は今月8日に開会する6月定例市議会で提案されます。