倉敷中央病院が今月2日で創立100周年を迎えました。
これに合わせ記念式典が行われたほか、記念事業として病院の水害対策工事に向けたクラウドファンディングの開始が発表されました。
記念式典記念式典には、医師や看護師など約200人が出席しました。
倉敷中央病院は、今から100年前の1923年に倉敷紡績の社長だった大原孫三郎が、「患者本位の治療」などを基本理念に創設しました。
地域医療の要として、救命救急センターでは年間約5万人の受診患者、9000件以上の救急搬送の受け入れや、総合周産期母子医療センターとしてハイリスクな妊産婦や新生児の対応をするほか、災害拠点病院としても活動しています。
式典では、創設者・大原孫三郎の孫である大原記念倉敷中央医療機構の大原謙一郎会長が、100年を振り返るとともに、今後の病院の姿について語りました。
また、創設100周年の記念事業として、病院の水害対策に向け「止水壁」を建設するためのクラウドファンディングの開始が発表されました。
止水壁とは、水害発生時に浸水を止める壁のことです。
倉敷中央病院の周りおよそ800メートルを囲む高さ1メートル60センチ、厚さ30センチの鉄筋コンクリート製の壁を建設する予定です。
車や人の出入り口18ヵ所は水害発生時のみ職員によって組み立て式の壁を設置します。
倉敷中央病院では、大雨などで市内の高梁川が氾濫した場合、1階の床上最大40センチが浸水すると想定されています。
病院の地下や1階には非常用発電機や電気室などのインフラ設備、大型の検査・治療設備があり、止水壁の設置によってこれらの重要な施設の被害を防ぐことができます。
さらに、倉敷中央病院の入院患者1000人を守るだけでなく、被災した周辺の病院の患者など多くの人の医療を継続することに繋がると期待されます。
止水壁は来年5月に完成する予定です。
工事金額は約15億円で、クラウドファンディングではそのうち1パーセントほどの1500万円の支援を募ります。
支援は、8月31日までクラウドファンディングサイト「READYFOR」で受け付けています。
詳しくは、倉敷区中央病院までお問い合わせください。
◇問い合わせ086-422-0210
(倉敷中央病院広報室宛)




