倉敷市の多津美中学校の給食に岡山県産のアユが登場し、あわせて生徒がアユの生態などを学びました。
川魚・アユについて学習したのは、多津美中学校の3年5組の生徒31人です。
県の農林水産部の職員や総社市でアユの養殖を行う高梁川栽培漁業研究所の小西富美夫所長からアユの生態や身体のつくりを学びました。
アユは、川と海を行き来して生まれてから産卵までの1年を生きることや、高梁川栽培漁業研究所では年間およそ250万匹が養殖されていること、アユの背びれと尾びれの間には脂びれがありこれで種類を判別できることなどが説明されました。
そして給食には、高梁川漁業協同組合から生徒と教職員およそ670人分のアユが提供され、1人1匹ずつ塩焼きが用意されました。
生徒たちはさっそく脂が乗った背の方からがぶり。
骨まで柔らかいアユを堪能しました。
この取り組みは、県の農林水産部水産課が子どもたちに県産の水産物を知ってもらい消費拡大に繋げようと高梁川漁業協同組合と連携して初めて行いました。
岡山県は、今後も県産の水産物を活用した学習を行っていきたい考えです。