「みらいのまび」をテーマに、倉敷市内の児童や生徒が描いた絵画コンクールが行われました。
会場となったマービーふれあいセンターには、倉敷市内の小・中学校や特別支援学校から応募のあった73点の絵画作品が展示されました。
真備町特産の竹をはじめ、地元の偉人・吉備真備といった題材とともに、思い思いの「みらいのまび」をイメージした作品は、どれも表現力豊かに描かれています。
このうち、最優秀賞には小学生と中学生から1人ずつの2作品が選ばれました。
呉妹小3年の武本 佳樹さんは「一目見てまびと分かるぼくの町」と題し、タケノコ型の新幹線が走る井原線や豪雨から地域の人を守る巨大な竹を柱にした街など、斬新な発想を表現しました。
船穂中1年の好浦 咲那さんは、タケノコを筆代わりに使い、桜がきれいに咲き誇る未来の真備町の春を独創的に描いています。
この絵画コンクールは、西日本豪雨で甚大な被害を受けた真備地区の復興を祈ろうと真備船穂商工会青年部が主催し、今月(9月)16日と17日に開催されたイベント「2023復興阿吽祭」に合わせて企画されたものです。
復興阿吽祭ではFMくらしきによるラジオ公開生放送の音楽イベントも行われ、有名アーティストや地元の「竹のオーケストラ」による歌や演奏が披露されました。