今月26日から玉野市総合体育館で開催されている高校ボクシングの選抜大会はきょう(29日)各階級で決勝戦が行われました。
このうち女子ライトフライ級には玉野光南高校の長谷部桃子選手が出場し、1年生ながら圧倒的な強さを見せつけました。
灘崎中学校出身で現在、玉野光南高校1年生の長谷部桃子選手。
去年12月に出場した全日本女子ジュニア選手権で優勝し、日本ボクシング連盟の推薦できのう(28日)行われた準決勝からシードで出場しています。
準決勝を制して迎えた決勝の相手は大分県 宇佐高校の2年生。
大会での対戦はありませんが今年1月のスパーリングで完敗した相手です。
序盤、長谷部はリーチの長い相手と距離を保ちながら試合を進めます。
大会初戦となったきのう(28日)の準決勝は緊張で、体が上手く動きませんでしたがきょうは軽快なステップで相手にプレッシャーをかけていきます。
距離を保つ戦いが功を奏し第2ラウンドからは徐々に長谷部のペースに。
得意の左ジャブを上下に打ち分けクリーンヒットが増えていきます。
最終ラウンドも長谷部のペースで進んでいき最後まで攻めの姿勢を崩さなかった長谷部が5―0の判定勝ちで1年生ながら全国の頂点に立ちました。