北京オリンピックのフィギュアスケートアイスダンスで日本の団体銀メダル獲得に貢献した倉敷フィギュアスケーティングクラブに所属する小松原美里、尊ペアが解散を発表しました。
美里選手は競技者として引退します。
倉敷フィギュアスケーティングクラブに所属する小松原美里選手とアメリカ出身で夫の小松原尊選手は2016年にペアを組み、2022年の北京オリンピックにアイスダンス日本代表として出場し、団体銀メダル獲得に貢献しました。
きのう(22日)2人の所属事務所は先月の世界選手権をもってペアを解散し、美里選手が競技から引退すると発表しました。
美里選手は、今後カナダで指導者の資格の取得をめざすほか、引き続きアイスショーやプロスケーターとしての活動を続けるということです。
なお、尊選手は、現在様々な可能性を熟考している状況だということです。
2人は直筆のメッセージも公開し、関係者やファンへの感謝とともに
「この経験を活かし、どのように生きていくか模索しながら、人として更に成長していけるように学び続けます。心よりありがとうございました」
と綴っています。
また、倉敷フィギュアスケーティングクラブの佐々木美行監督はKCTの取材に対し、
「小松原美里ちゃんは、長くシングルを続けていましたが、意を決してアイスダンスの世界に入っていくことになりました。怪我や故障もたくさんありましたが、パートナーにも恵まれ、乗り越えての今です。美里ちゃんの情熱的なスケートは、たくさんの人に感動を与えました。また、倉敷のリンクで会いましょうね。」
とコメントしています。