総社市は、作山古墳の将来的な保存活用のため、「史跡作山古墳調査活用事業」を開始することを発表しました。
総社市三須にある作山古墳は全国第10位の規模を誇る前方後円墳です。
総社市では作山古墳を保存活用していくため、「史跡作山古墳調査活用事業」を今年度から令和14年度までの9年間実施します。
事業予算は、9年間でおよそ6000万円です。
調査・研究を行うことで、作山古墳の本質的な価値を明らかにし、その魅力を全国に広く公開します。
古墳の調査は来年度からの予定で、調査状況をリアルタイムで体感できる現地説明会や講演会の開催などの多彩なPR活動の実施も検討しています。
また、調査活動終了後は整備事業を開始していきます。
総社市は、適正な調査や活用方法の基本方針を定めるために、文化庁と県教育委員会のオブザーバーを交えた「史跡作山古墳調査指導委員会」を設置し、7月1日に1回目の会議を行います。