倉敷市は、地域や学校、企業の防災訓練の実施を知らせるのぼり旗を作り、実際に住民が開く訓練での活用が始まりました。
万寿東小学校区の防災訓練には、住民や地区の消防団員などおよそ150人が参加しました。
この学区では、毎年この時期に過去の災害や今後必要な備え、救急救命などを学ぶ訓練を行っています。
今回は、倉敷市が今年から貸し出しを始めたのぼり旗20枚を活用しました。
これは、市内の地域や学校、企業が主催する防災訓練で役立ててもらおうと市が作成したものです。
万寿東学区では会場内だけでなく、学校周辺に前日から設置し、地域住民に訓練の実施を知らせました。
訓練では、初めて地震体験車が登場しました。
震度7までの地震を再現できるもので、多くの参加者が強く大きな揺れを体感していました。
そのほかにも、胸骨圧迫やAEDを使う練習、非常用持ち出し品の紹介など住民の防災意識を高める取り組みが充実しました。
防災訓練用ののぼり旗は、倉敷市内の地域や学校、企業が主催する訓練を対象に貸し出しています。
申し込みは、倉敷市防災推進課で受け付けています。
倉敷市防災推進課 TEL086-426-3131