二人で息を合わせて奏でるピアノデュオの演奏会が玉野市内の中学校で開かれました。
八浜中学校で演奏を披露したのは、香川県出身でピアノの二重奏を専門に国内外で演奏活動を行うピアノデュオ「Duetwo(デュエットゥ)」の大嶋有加里さんと、木内佳苗さんです。
耳なじみのあるクラシック曲を解説を交えながら披露しました。
ベートーベンの交響曲第五番「運命」の・・・この冒頭のフレーズは、ベートーベンが自分に耳が聞こえなくなるという運命の扉を叩く音と言われていていること、そして、そんな中諦めずに作曲を続けたことを話しました。
また、有加里さんが腱鞘炎で指が一本動かなくなってしまった時、佳苗さんの提案でピアノデュオを結成し2人でピアニストの夢を叶えた経験を話し、悩んでも周りの友達に相談することが大切と、夢に向かって進む姿勢を伝えました。
後半には、今年の干支にちなみ、「ミ」「ド」「シ」から生徒たちが連想する言葉をテーマにした即興演奏が披露されました。
この演奏会は、玉野市トップアーティスト招へい事業として開かれました。
演奏会はきょう1、2年生を対象に開かれ、あす19日は3年生を対象に開かれます。