公立中学校の部活動を地域クラブや団体などに移す「地域移行」が進む総社市で、きのう(7日)、地域指導員などに向けた研修会が開かれました。
現在3つの地域クラブが活動している総社市では、およそ40人の地域指導員や大学生が教職員に代わって指導にあたっています。
科学的根拠に基づいた指導やチームマネジメントを行うことができる指導者を育成しようと総社市は青山学院大学陸上部の原晋(はらすすむ)監督が代表を務める一般社団法人アスリートキャリアセンターと連携し2023年から研修会を開いています。
今回は地域指導員やアシスタントを目指す18人が参加し、
青山学院大学陸上競技部のトレーナー・萩原聖人(まさと)さんから
正しい指導方法を学びました。
参加者たちは実際に体を動かしながら、ストレッチやトレーニング方法などを中学生にもわかりやすく伝える指導方法とともに学び、今後指導員として活動する際の参考にしていました。
総社市では今後も部活動の地域移行を進めるとともに更なる指導員の確保に向け研修会などを開く考えです。