倉敷市児島の歴史や古くから伝わる民話について、観光ガイドとともに散策しながら学べる講座が初めて開かれました。
児島の歴史や民話を学べる講座には地元住民を中心に14人が参加しました。
参加者は、児島観光ガイド協会のメンバーに導かれながら児島駅周辺を散策します。
瀬戸大橋や北前船など児島に関係するイラストが描かれていているタイルの道を進み、たどり着いたのが民話通りです。
1987年に整備された場所で、児島に伝わる9つの民話がイラストとともに紹介されています。
民話の時代を彷彿とさせる衣装を身にまとったガイドがそれぞれの民話について紙芝居などを用いて説明していきました。
こちらで説明されているのは備前と讃岐の境界を樽を流して決めたという民話彦九郎の樽流しです。
この講座は、児島図書館が地域に伝わる歴史や民謡を地元住民に、そして次の世代に伝えていきたいという思いから児島観光ガイド協会と協力して初めて企画しました。
今回は一般向けの講座でしたが、今後は子ども世代に向けても民話や歴史を伝える講座を開いていきたいということです。




