建て替え工事を進めていた倉敷警察署の新庁舎の本館がこのほど完成しました。新庁舎での業務は今月12日からはじまります。
倉敷警察署は老朽化に伴い、平成23年4月から総事業費およそ36億円をかけて建て替え工事を進めていました。完成した本館は地上6階、地下1階の鉄筋コンクリート造り。災害時には防災拠点となるよう、耐震強度を高めています。1階にはエントランスがあり、授乳室や多目的トイレなどを設けて利用者の使いやすさに配慮しています。このほか、落し物などを扱う総務会計課は3階から2階へ移動し、相談室も1部屋から8部屋へ増設しました。新庁舎での窓口業務は12日から始まる予定で、事件・事故など、緊急対応の業務は9日から開始します。本館の玄関は現在工事中のため、しばらくは本館裏側に設置されている入り口を利用することになります。現在の庁舎の南側に建設中の別館は、6月に完成予定で、本館と合わせると延べ床面積はおよそ1万1100平方mとなり、旧庁舎のおよそ2.5倍の広さとなります。