総社市出身の書家・高木聖鶴さんの文化勲章受賞を記念して市内の小中学生を対象にした競書大会が初めて開かれました。
競書大会には、事前に応募のあった小中学生およそ200人が参加しました。揮毫に先立って開会式が行われ、荒木政廣副市長が「日ごろの練習の成果を充分に発揮してください。」と挨拶しました。また、聖鶴さんの息子で書家の聖雨さんが、「子どもらしく元気よく書いてほしい」と激励しました。体育館は、揮毫開始の合図とともに静まり、参加者たちは集中して勢いよく筆を走らせました。課題は、学年ごとに決まっていて「れんげ」や「温羅の伝説」など総社に関連するものです。参加者は、30分の制限時間で5枚以内を清書し、自信作1枚を提出しました。
【インタビュー】参加した生徒は
この日は、高木聖羽さんや市内の書道の講師による審査も行われ最優秀賞の高木聖鶴賞、市長賞や教育長賞を選びました。選ばれた作品は、18日(日)に吉備路文化館で表彰されます。