倉敷芸術科学大学の学生が阿智神社の秋の例大祭に向けて素隠居のお面作りに取り組み、出来上がったお面を保存会のメンバーなどに披露しました。
倉敷芸術科学大学では地域と連携し、歴史や文化を学び、地域の課題を見つける授業に取り組んでいます。今年はデザイン芸術学科の2年生と3年生13人が3つのグループに分かれて素隠居のお面作りに取り組みました。学生たちは2か月の短期間で素隠居保存会の人から話を聞き、デザインを考えて制作してきました。28日にはグループごとにデザインのイメージや思いを話しながら出来上がったお面を発表しました。阿智神社のフジ、岡山のモモをモチーフにしたもの、長寿の神、寿老人をイメージしたもの、笑顔をテーマにしたものなど個性あふれるお面が並びました。
学生たちはお披露目会で聞いた意見などをもとに小物の制作にあたります。10月14日の秋の例大祭で学生自ら、作ったお面をかぶって美観地区周辺を練り歩くことにしています。