倉敷市の伊東香織市長は岡山県庁を訪れ、伊原木隆太知事に修正した倉敷駅周辺の総合整備計画について説明し、意見交換を行いました。
倉敷市は今年、およそ20年ぶりに倉敷駅周辺の整備計画を修正しました。これは平成5年の「倉敷地区都市拠点総合整備事業計画」の策定から20年以上が経過し、駅北の商業複合施設の開業や災害時の避難経路・避難場所の確保といった課題など、新たな情勢に対応するためで、今後20年のまちづくりを見据えたものとなっています。新たな整備計画では、懸案となっている倉敷駅付近の連続立体交差事業について、倉敷市は事業効果を584億円と算出。県が2013年に示した419億円を165億円、上回っています。県は立体交差事業の費用対効果を0.85としているのに対し、今回の倉敷市の計画では1.18となり、費用以上の効果が期待できる数値となっています。