国際ソロプチミスト認証35周年を記念して発展途上国を中心に活動している医師の吉岡秀人さんを招いた講演会が開かれました。
この講演会は女性支援団体国際ソロプチミスト児島が、地域の人たちに世界への視野を広げてもらおうと開催しました。
講師には、発展途上国を中心に無償の医療活動を行っている団体、NPO法人ジャパンハートの設立者であり現在も小児科医として活動している吉岡秀人さんが招かれました。
吉岡さんは1995年に単身でミャンマーに向い自身の貯金を切り崩しながら貧しい人たちへの治療を行いました。
講演会では、現地での活動当時の様子を振り返り医療器具などが不足していたことなど現地での厳しい医療状況や一人で行える医療の限界など自身の経験を語りました。
また、現地の子どもを救うために専門外の手術を、少ない資料を参考に行ったことを話し、経験がないからと逃げず、自身ができる行動をする大切さを伝えました。
会場には児島地区の住民などおよそ250人が訪れ吉岡さんの話に熱心に耳を傾けていました。