岡山県を代表する民謡「下津井節」の歌い手日本一を決める全国大会が4年ぶりに児島市民交流センターで開かれました。
きのう(24日)、倉敷市の児島市民交流センターで開催された「下津井節全国大会」には地元住民の他、千葉県や愛知県など県外から多くの参加があり、5歳から93歳までの63人がエントリーしました。
大会では高年・青壮年・少年少女・舟歌調の4つの部門に分かれて下津井節を唄い、競い合いました。
「下津井節」は江戸時代、北前船の寄港地だった下津井で主に酒の席で唄い継がれてきた岡山県を代表する民謡です。
舞台には北前船や常夜灯をイメージした舞台セットが組まれ、出場者たちは雰囲気のあるセットをバックに三味線や尺八に合わせて得意の節回しを披露しました。
小学6年生の甲斐心琉さんは倉敷市内最年少として出場しましたが、力強い歌声は大人顔負けです。
この大会は昭和61年に、下津井節振興会などが全国に下津井節を広めようと、始めたもので、今年35回目を迎えました。
なお、各部門の優勝者はご覧の通りです。
高年の部:竹田眞理子さん
青壮年の部:福原由美さん
少年少女の部:甲斐心琉さん
舟歌調の部:石田陽子さん