倉敷市内の障がいがある児童・生徒たちの作品を集めた「倉敷っ子なかよし作品展」がきょうから始まりました。
初日のきょう(23日)は倉敷市立美術館で開会式が行われ、代表の児童が「一生懸命つくったのでぜひみてください」と挨拶し、くす玉を割って開幕しました。
「倉敷っ子なかよし作品展」は、特別支援教育への関心を高め、理解と協力の輪を広げることを目的に毎年開かれています。
会場には、市内の小中学校の特別支援学級や倉敷支援学校のあわせて82校から出品された2519点が並んでいます。
絵画や、工作といった図工科の作品を始め、国語科の習字や家庭科の手芸作品など様々です。
学校ごとにテーマを決めて制作したものが多く、琴浦西小学校では、ジーンズの歴史をまとめたりオリジナル制服をデザインしたりして地場産業に関心を寄せています。
茶屋町小学校では創立150周年記念のキャラクター「茶鬼丸」のモザイクアートに挑戦するなど、学校ごとの特色と子どもたちの創意工夫が感じられます。
こちらの老松小学校では、「松」をテーマに創作。
まつぼっくりを人間に見立てたり想像の世界を表現したりしました。
第35回「倉敷っ子なかよし作品展」は1月28日(日)まで倉敷市立美術館で開かれています。