総社市の名所を描く吉備再発見写生大会の入賞作品展が総社市民ギャラリーで開かれています。
吉備再発見写生大会は、総社の魅力を感じてもらおうと毎年開かれているものです。
今年は、備中国分寺や宝福寺、清音ふるさとふれあい広場、豪渓の4つの会場で開催され、総社市を中心に未就学児から高校生まで212人が参加しました。
入賞作品展には、特別賞を含む金賞、銀賞、銅賞、入選、がんばったで賞の108点が展示されています。
最も高い評価の文化協会会長賞には、ノートルダム清心女子大学付属小3年生の川田華子さんが選ばれました。
普段は見られない五重塔初層の内部までしっかりとした線で描きました。
続く教育長賞には、総社西中学校3年の黒原実悠さんと山陽学園高校2年生の下浦静佳さんが選ばれました。
黒原さんは、宝福寺の広い境内を遠近感を用いて一枚にまとめました。
下浦さんは、重厚感のある塔と生き生きとした樹木を表現しました。
どの作品も画面いっぱいにのびのびと描かれていて、吉備の魅力を感じる力作が揃いました。
吉備再発見写生大会の入賞作品展は23日(日)まで、総社市民ギャラリーで開かれています。