水島臨海鉄道で親子を対象とした車両基地見学会が開かれ、子どもたちは普段体験できない思い出に残る1日を過ごしました。
開業80周年記念車両ⅯRT304号に乗って子どもたちが向かったのは普段、水島臨海鉄道の車両の整備や管理が行われる倉敷貨物ターミナル駅です。
この見学会には小学生以上の親子58人が参加しました。
最初に体験したのは綱引き。
対戦相手は人間ではなく貨物機関車のDD200です。
およそ60トンの車両を全員で力を合わせて引っ張りました。
こちらでは車輪を止めるブレーキパッドの役割を果たす制輪子を持ち上げます。
1つ10キロを超える制輪子の重さを体感しました。
おととしクラウドファンディングで復活した旧国鉄車両キハ205の車内では車掌の帽子をかぶりブレーキとアクセルの操作やアナウンス体験が行われました。
昼食には臨鉄沿線の店が考案した水島臨海鉄道認定商品の臨鉄バーガーが振舞われました。
会場では熱中症対策のためかき氷の食べ放題も行われ暑さを吹き飛ばす貴重な体験となりました。




