きのう(8日)午後4時43分ごろ、日向灘を震源とするマグニチュード7・1の地震が発生しました。
倉敷市と早島町でも震度2の揺れを観測しました。
気象庁は、この地震で気象庁は南海トラフ地震の想定震源域では大規模地震が発生する可能性が普段と比べて高まっているとして臨時情報を出して巨大地震への注意を呼びかけています。
気象庁は、初となる「南海トラフ地震臨時情報」をきのう(8日)発表しました。
発表の対象地域には倉敷市、総社市、玉野市、早島町も含まれ、今後1週間程度、巨大地震への警戒や津波への注意を呼び掛けています。
それぞれの自治体ではこの1週間、警戒体制をとり地震に備えて24時間体制の職員の配置や待機などの対応がとられます。
総社市と玉野市では今朝、災害対策会議を開き市民へ周知を図ることや公共施設での安全確保や避難方法などの確認を行いました。
また倉敷市は伊東香織市長が会見を開き市民に各自でできる備えを行うことに加え巨大地震時には津波が発生することから津波ハザードマップを確認してほしいと呼びかけました。
地震が発生したらすぐに避難できるように準備をお願いします。
(1)水や食料などの備蓄品の確認をしてください
(2)ハザードマップで、避難場所・避難経路を確認してください
(3)室内の家具などの固定を確認してください
(4)室内では、最も安全で避難しやすい部屋で過ごしてください
(5)できるかぎり、すぐに避難できる服装で就寝してください
(6)非常持出品を枕元や玄関などすぐに持ち出せる場所に準備してください
(7)携帯ラジオや携帯電話のバッテリーを常に充電しておいてください
(8)家族との連絡手段を再確認しておいてください。
大きな揺れを感じたら、南海トラフ地震の可能性があります。
地震後には津波が発生しますので、すぐに避難できるように準備をしてください。




