「そのうちできる」の精神で盆踊りを楽しむお祭りが倉敷市で初めて開催されました。
会場には500人を超える地元住民が集まりゆったりとした盆踊りを楽しみました。
倉敷センター街商店街のビオス憩いの広場で初開催された「倉敷そのうち盆踊り」。
このイベントは「そのうち踊れるようになる」をテーマに行われました。
今回の盆踊りの特徴はゆったりとした音頭と簡単な動きを繰り返す振り付けです。
誰でも気軽に盆踊りを楽しめるようにという思いが込められています。
参加者は今年の春に作られた「瀬戸内そのうち音頭」の生演奏にあわせて踊りの練習をしました。
指導を担当したのは音頭の作詞作曲と盆踊りの振付けを担当した現代音頭作曲家の山中カメラさんです。
集めた歌詞をその場で採用するなど参加者が自分の思う「そのうち」を歌詞で表現し作曲を体感できる工夫を凝らしました。
盆踊り本番ではみんなでやぐらを囲み、「そのうち踊れるようになる」という明るい気持ちで、それぞれが自由に踊りました。
「倉敷そのうち盆踊り」は性別や年齢、障害の有無や踊りの得意不得意など、あらゆる垣根を越えた盆踊りで倉敷を盛り上げようと、街づくり会社・KOMAと倉敷商店街振興連盟が主催しおよそ1か月間で準備を進めました。
初開催で大盛況となった「倉敷そのうち盆踊り」は来年、場所を変えて倉敷市内で開催する予定です。